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渡辺雄太、千葉Jに入団 今季Bリーグデビュー 開幕カードは10月5日対宇都宮

スポーツ報知 2024年7月11日 21時17分

 プロバスケットボール男子、B1リーグの千葉ジェッツは11日、NBAで日本人最長6シーズンを戦った渡辺雄太と契約で基本合意したと発表した。地元の香川・尽誠学園高卒業後、海を渡った渡辺にとって初のBリーグ参戦となる。開幕カードは10月5日の宇都宮戦で、会場は新たな本拠地となる「ららアリーナ東京ベイ」。

 渡辺は2023~24年シーズンをNBAのグリズリーズで終えた。4月にインスタグラムでライブ配信を行い、「来季からは日本に帰ってプレーをさせていただきます」と表明。NBAでは、キャンプ契約や、無保証など“崖っぷち”から何度もはい上がり、通算213試合に出場。「20代の間は絶対逃げないと決めていた。1ミリも後悔はない」と晴れやかに語り「バスケがとにかくしたい」と語っていた。

 帰国後の会見では、Bリーグでのプレーについて「僕を本気で欲してくれるチームに全力を注ぎたい」とし、「次、決めたチームで引退するくらいまでやりたいと思っている。(再び)アメリカ挑戦や、他の国でもとは考えていない。次契約するチームと、そこで長くプレーできたら」と話していた。

 Bリーグのオフ期間には、獲得オファーを明言したクラブもあれば、一切公表しなかったクラブも。“争奪戦”が繰り広げられた。

 ◆渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年10月13日、香川県出身。29歳。小1からバスケを始め、米ジョージ・ワシントン大卒業後の18年7月、グリズリーズとツーウェー契約し、同年10月に日本人2人目のNBAデビュー。20年ラプターズとツーウェー契約、21年4月には本契約。22~23年はネッツ、23年からはサンズ、途中でグリズリーズに移籍。21年東京五輪代表。22年に久慈暁子アナウンサーと結婚。206センチ。98キロ。

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