巨人・岡本和真内野手(28)が11日、どの守備位置でも役割を全うする決意を示した。阿部監督がファーム調整中だった坂本が1軍復帰することで、左翼で起用する可能性も示唆。一塁と三塁で起用されてきた主砲は「言われたところでしっかりやるだけだと思っている」と、任されたポジションで全力を尽くす意気込みを口にした。
今季はここまで一塁で64試合、三塁で16試合にスタメン出場し、左翼の守備位置には一度も入っていない。それでも、左翼で通算62試合に出場した経験を持つ。複数のポジションを器用にこなすことができる万能性を持つ主将は「(左翼守備の)練習をしなきゃなので。準備します」と抜かりなく備えていく。移動日を挟み12日からDeNA(東京D)と対戦。「勝てるように頑張ります」。3戦連続で勝利打点を挙げている4番は攻守でチームを支えていく。(宮内 孝太)