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渡辺雄太、千葉JでBリーグデビューへ「本当にワクワク」10月5日開幕戦 仲良し・富樫勇樹と“タッグ”

スポーツ報知 2024年7月12日 0時10分

 プロバスケットボール男子B1リーグの千葉ジェッツは11日、NBAで日本人最長6季を戦い、昨季グリズリーズに所属した渡辺雄太と、2024~25年シーズンの契約で合意したと発表した。

 渡辺は自身のSNSを更新し「この度千葉ジェッツと契約させていただきました。また新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートすると言う事で、背番号は『1』にしました。新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています!今後も応援よろしくお願いします!」とつづった。

 開幕カードは10月5日の宇都宮戦で、会場は約1万人が収容可能な新本拠地となる「ららアリーナ東京ベイ」。

 渡辺は2023~24年シーズンをNBAのグリズリーズで終えた。4月にインスタグラムでライブ配信を行い、「来季からは日本に帰ってプレーをさせていただきます」と表明。NBAでは、キャンプ契約や、無保証など“崖っぷち”から何度もはい上がり、通算213試合に出場。「20代の間は絶対逃げないと決めていた。1ミリも後悔はない」と晴れやかに語り「バスケがとにかくしたい」と語っていた。

 また同インスタライブでは、「一緒にプレーしたい日本人は?」というファンからの質問に回答。プライベートでも仲の良い富樫勇樹(千葉J)の名前を挙げ、「一緒にプレーしたい。でも、彼と対戦してみたいのもある。そこは分からない」と答えていた。一方の富樫は、自身の千葉Jとの4年契約締結が発表された際に渡辺が「おめでとう!」とポストした投稿に返信し、「誰がなんと言おうと俺はゆーたと同じチームでプレーしたいぞ!!!!!!」とつづっていた。

 今オフ最大の注目となっていた“史上最大規模”の争奪戦に終止符。獲得オファーを明言したクラブもあれば、一切公表しなかったクラブも。20以上のチームが興味を示したとされる。

 また、約1か月前には、海外メディア「BASKET NEWS」が渡辺の千葉J入りを報道。「日本のバスケットボールのスーパースター、渡辺雄太は千葉ジェッツに加わる寸前だ。2メートル6センチのフォワードは、来シーズンBリーグデビューする予定。この夏、パリ五輪にも出場する」と掲載。その後、パリ五輪日本代表候補が発表された6月26日に、FIBA(国際バスケットボール連盟)も、八村塁(レイカーズ)とともに日本のキーマンとして挙げた渡辺について「来季は日本のBリーグ、千葉ジェッツでプレーする予定だ」と紹介。思わぬ“フライング”もあった。

 ◆渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年10月13日、香川県出身。29歳。小1からバスケを始め、米ジョージ・ワシントン大卒業後の18年7月、グリズリーズとツーウェー契約し、同年10月に日本人2人目のNBAデビュー。20年ラプターズとツーウェー契約、21年4月には本契約。22~23年はネッツ、23年からはサンズ、途中でグリズリーズに移籍。21年東京五輪代表。22年に久慈暁子アナウンサーと結婚。206センチ。98キロ。

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