◆米大リーグ フィリーズ―ドジャース（１１日、ペンシルベニア州フィラデルフィア＝シチズンズバンクパーク）
ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１１日（日本時間１２日）、敵地・フィリーズ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、１打席目は右飛、２打席目は空振り三振に倒れた。
フィリーズに２連敗を喫し、３連敗中のドジャースは、グラスノー、山本、ミラー、ビューラーと先発陣に離脱者が続出。苦しい台所事情の中、３タテ回避へ、当初は右腕のナックが先発予定だったが、救援左腕のバンダをオープナーとして先発させる作戦をとった。
だが、結果的には裏目に出た。バンダは先頭の左打ちのシュワバーこそ一ゴロに打ち取ったが、続く右打ちのターナーに右翼へ９号ソロを被弾。先取点を献上した。２回からは当初先発予定だったナックが登板。だが、大谷とエンゼルス時代に同僚で仲も良かった先頭のマーシュに９号ソロを浴びてリードを２点に広げられた。
大谷は初回先頭の１打席目に高めの直球をはじき返すも、打球角度４５度と上がりすぎて右飛。１点を追う２回には１死満塁という大チャンスで打席に立ったが、空振り三振に倒れて追いつくことが出来なかった。