◆米大リーグ オリオールズ―カブス(11日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)
カブスの鈴木誠也外野手が敵地のオリオールズ戦に「3番・右翼」で先発。2打席連続で適時二塁打を放った。
ベテラン右腕スアレスとの対戦。初回1死一塁の第1打席は右邪飛。3回2死一塁の第2打席でカウント1―0から真ん中に入ったチェンジアップを強振せずに左翼線に運び、一塁走者のブッシュが生還した。
5回は1死一塁からホーナーとブッシュが連続二塁打で2点を追加。鈴木も3者連続二塁打となる適時二塁打を左中間へ放った。
鈴木は今永が8勝目を挙げた前日の同カードでも適時打を放っており、3試合連続打点。二塁打と三塁打を放った6月27日のジャイアンツ戦以来の2長打となった。
この日は今季初めて3番に入った。主軸のベリンジャー外野手が前日に受けた死球で左手中指を骨折、10日の負傷者リスト(IL)に入ったため。直近6戦で5勝と復調気配だったカブスにとって痛恨の離脱となるが、鈴木のバットから貴重な一打が生まれた。