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渋野日向子は71で52位「ショットの感覚は悪くない」「しっかり攻めないと上位にいけない」

スポーツ報知 2024年7月12日 10時57分

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第1日(11日、フランス・エビアンリゾートGC=6428ヤード、パー71)

 3度目出場の渋野日向子(サントリー)は1バーディー、1ボギーのイーブンパー、71で52位でスタートした。

 序盤は3番の第2打でグリーンを外したが、2メートルに寄せてナイスパー。後半の12番でバンカーからの第3打を1メートルに寄せて、ここもパーをセーブした。13番で3パットを喫し、初ボギー。続く14番パー3でピン右約4メートルからのバーディーパットを沈め、笑顔を見せた。

 この日はグリーンを外したのは18ホール中2度だけとショットは好調ながら、パット数34を要し、グリーン上で苦戦を強いられた。

 渋野はラウンド後、中継局WOWOWのインタビューで「本当にもったいないと思う一日だった。ショットでそんなに悪いミスが多くなかったので、これだけのパーオン率でイーブンパーというのは内容的にはショックだった」と振り返った。

 今大会はこれまで予選落ち(2022年)、59位(23年)と上位に絡めていない。「ここのグリーンは少し読みにくい。苦手意識は例年通りあった。打った瞬間のミスというより、ラインの読み方が違ったのが多かったので、ちょっと悔しい」とした。

 ショットに関しては「スタートホールから右に行き、大変な所にあったが、何とかパーセーブして、ちょっとずつ感覚も良くなった。3ウッド、3Uでティーショットを打ったところも、ラッキーなキックで戻ってきたりもあった。何個かパーオンを逃したホールでしっかりパーを取れたのは良かった」と評価した。

 13番で初ボギーを喫し「耐えどころでやってしまい、すごくもったいないと思っていたが、すぐ切り替えることができた」。続く14番でバーディーを奪った。「取ることができたので後が続いて欲しかった」と後半の場面を振り返った。

 全米女子オープン(2位)、全米女子プロ選手権(7位)に続くメジャー3試合連続トップ10入りを目指す中、第2日に向けて「ショットの感覚は悪くないと感じたので、明日の天候しだいではあるが、しっかり攻めないと上位にはいけないので頑張りたい」と意気込んだ。

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