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ドジャースが3タテ食らい今季2度目の4連敗 直近12戦平均7失点と投壊 大谷翔平も好機で凡退4の0

スポーツ報知 2024年7月12日 11時12分

◆米大リーグ フィリーズ5―1ドジャース(11日、ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、2三振を喫するなど4打数無安打に終わり、5試合ぶりに安打が出ず、日本人初の5試合連続盗塁はならなかった。ドジャースは両リーグ最多の貯金29となったフィリーズに3タテを食らい、今季2度目の4連敗となった。

 大谷は11勝目を挙げた先発右腕・ノラに対し、初回先頭の1打席目は右飛。1点を追う2回1死満塁の大チャンスでは、カウント1ボール2ストライクから内角低めのナックルカーブに手が出て空振り三振に倒れた。5回無死一塁の3打席目も高めの直球を捉え切れず空振り三振。3点を追う7回2死一塁の4打席目は2番手左腕・ストラームにバットを折られて二ゴロに倒れた。出塁すら出来ずに、盗塁のチャンスすらなかった。

 先発投手がグラスノー、山本、ビューラー、ミラーと次々に離脱。6月28日(同29日)からのジャイアンツ、ダイヤモンドバックス、ブルワーズ、フィリーズとの4カード12試合では84失点で1試合平均7失点。投手陣が苦しんでいることで同12試合は4勝8敗と負けが込んでいる。ドジャースがフィリーズに3連戦3連敗したのは、11年8月8~10日以来、13年ぶりの屈辱だった。

 オールスター前の前半戦はあす12日(同13日)からの敵地タイガース3連戦を残すのみ。ロバーツ監督は「あしたの夜も試合がある。タイガースは調子がいいけど、ベストを尽くして戦うしかない」と必死に前を向いていた。

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