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レッドソックスのコーラ監督、猛打爆発の吉田正尚に「これが、我々が思い描く姿」

スポーツ報知 2024年7月12日 12時37分

◆米大リーグ レッドソックス7―0アスレチックス(11日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は、6番・DHで先発。初回に先制の右前2点適時打を放ち、6回に右中間に4号2ランを放つなど、4打数3安打で今季3度目の猛打賞を達成し、今季最多の4打点。打率は2割6分5厘となった。本来の姿を取り戻した吉田を、レ軍・コーラ監督が絶賛した。

 「これが、我々が思い描く彼の姿なんだ。打球角度もついてきたし、強いボールが打てると、いいことがたくさん起きる。これは、彼が日本や昨シーズンにやってきたことだ」と、吉田の復調ぶりを歓迎した。

 今年は左親指付け根の負傷で渡米後初の負傷者リスト入り。1か月以上戦列を離れ、マイナー2試合で復帰したが、すぐに本調子とはならなかった。6月24日以降、直近の14試合で52打数18安打、打率3割4分6厘、5得点、12打点、3二塁打、2本塁打と、完全に復活した。

 「けがで出遅れたけれど、打率も出塁率も上がっている。ニューヨーク(7月5日)と、今日はホームランも出た。あの一発で点差が広がり、我々は余裕を感じることが出来た。楽しい夜になった」と指揮官。同地区首位のオリオールズ(5・5ゲーム差)、ヤンキース(2ゲーム差)の背中も見えてきた。

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