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早田ひな 卓球始めて20年目「パリの地で格好いいアスリートになりたい」…混合ダブルスから3種目制覇へ

スポーツ報知 2024年7月12日 14時4分

 卓球のパリ五輪代表男女6選手は12日、都内で会見し、女子単、団体戦、混合複の3種目に出場する早田ひな(日本生命)は「4歳から卓球を始めて、20年目。夢だった五輪に出場することができてうれしく思います。20年間たくさんの方に支えられてきたので、恩返しをしたい。最後まで後悔なくやりきりたいと思います」と覚悟を示した。卓球で最も早い30日に決勝が行われる混合ダブルスから勢いをつけ、その後のシングルス、団体戦につなげていく。

 7日まで行われた世界ツアー、スターコンテンダーバンコク(タイ・バンコク)では、混合ダブルスで4大会連続優勝。最後のチャンスをものにし、五輪の予選第2シードを確定させた。世界選手権個人戦では決勝で中国に及ばず、2大会連続の銀。東京大会で卓球界初の五輪制覇を果たした水谷隼、伊藤美誠組に続く、日本勢で2大会連続の金メダルに挑んでいく。

 タイまでの約2か月半の遠征の中では、決戦の地・パリにも立ち寄った。「一度パリを感じておこうと思って行ってきました。道を歩いているパリジェンヌも格好いい方が本当に多いと感じました」。補欠として同行した21年東京五輪を経て初の夢舞台。エースは「自分はこのパリの地で、格好いいアスリートになりたい」と気合いがにじんだ。

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