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大仁田厚、「“邪道”大仁田厚展」初日に登場「俺の50年の歴史を見て、共感してもらえたらいいな」

スポーツ報知 2024年7月12日 15時44分

 「邪道」大仁田厚(66)が12日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで開幕した自身のレスラーデビュー50周年メモリアルイベント「“邪道”大仁田厚展」(25日まで)を訪れた。

 世界的なデスマッチレジェンドの展覧会とあって、初日から米国やイタリアからのファンも駆けつける中、ファンと交流した大仁田は「海外からのファンは本当に俺のことを知ってるのかよ?って思うけど、わざわざ来てくれるのはありがたいね」とニヤリ。

 「俺はろくなもんじゃないけど、ここにある俺の歴史を見て、共感してもらえたらいいな。生きること、生き抜くことこそ俺のテーマだから」と口にすると、「自分の人生が今、苦しい人にも俺の無様にも見える足跡を見てもらえたらいいなと思う。俺は人生なんて、いつか勝てばいいと思ってる。俺の50年の歴史を見て、奮起して頑張ろうと思ってもらえればうれしいな」と続けていた。

 14日には、ゆかりのプロレス関係者を招いてのトークショーを開催。同日午後2時からの第1部では「俺たちのFMW」をテーマに、大仁田と一時は「邪道」の後継者とも言われた「ミスター・デンジャー」松永光弘さんがクロストーク。日本のデスマッチNO1レジェンドとNO2レジェンドがインディー団体として驚異の成功を収めたFMWの裏側まで語り尽くす。

 午後5時からの第2部では「師匠ジャイアント馬場と全日本プロレス」をテーマに大仁田と全日伝説のリングアナウンサー・木原文人さんがクロストーク。15歳の大仁田をスカウト。付き人として一時は養子に迎えようという意思もあったとされる馬場さんと邪道の真の関係が明かされる。

 トークショー1部、2部とも撮影会が予定されており、大仁田自身も「開催中はできるだけ足を運ぶよ。昔話でもしようぜ」と話している。

 兄貴分・テリー・ファンクさん(23年死去、享年79)の一周忌命日にあたる8月24日、FMWの“聖地”神奈川・富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)でデビュー50周年記念大会「川崎伝説2024」を開催する大仁田。メインイベントで、テリーさんの兄で「ファンクス」の象徴・ドリー・ファンク・ジュニア(83)とステージ4の食道がんの闘病中の西村修(52)との師弟コンビと対戦する。

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