◆第106回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽1回戦 札幌大谷10―1知内=7回コールド=(12日・札幌円山)
2年ぶりの夏の甲子園出場を目指す札幌大谷の3番・増田智紀遊撃手(3年)が、公式戦3号、高校通算7号の本塁打を木製バットで放ち初戦突破に貢献した。
3回の第2打席で二塁打を放ち、迎えた4回の第3打席。1死一、三塁で木製バットを握った背番号6は甘く入った球をフルスイング。乾いた打球音とともに打ち上がった打球は、右翼フェンスを悠々と越えていった。
増田は1年夏にレギュラーで甲子園に出場。1回戦の二松学舎大付(東東京)戦で2打数2安打をマークした。主将に就任した今夏から、「(新基準の)金属よりも打球の飛距離、スピードが上がっている」と木製バットを使用している。