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20日のトリプル世界戦 メインは中谷潤人初防衛戦 セミファイナルは那須川天心

スポーツ報知 2024年7月12日 17時29分

◆プロボクシング 「トリプル世界戦」 ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・中谷潤人―同級1位ビンセント・アストロラビオ ▽契約体重54・4キロ以下10回戦 那須川天心―ジョナサン・ロドリゲス ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・田中恒成―同級12位ジョナタン・ロドリゲス ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦12回戦 同級2位・加納陸―同級3位アンソニー・オラスクアガ (20日、東京・両国国技館)

 「Prime Video」は12日、20日に両国国技館で行われるトリプル世界戦『Prime Video Presents Live Boxing 9』の試合順を発表した。メインはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)と同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)の一戦。米老舗メディア「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)10位の3階級制覇王者・中谷が初防衛戦に挑む。

 セミファイナルはWBA世界バンタム級7位、WBO同級10位、WBC同級13位の那須川天心(帝拳)の転向4戦目。初めての10回戦は、初の世界上位ランカーであるWBA4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)と対戦する。

 今年2月に世界最速21戦目での4階級制覇を果たしたWBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(畑中)は、この日来日した同級12位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)との初防衛戦に臨む。

 さらに、WBO世界フライ級2位の加納陸(大成)が同級3位のアンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)と王座決定戦を戦う。ともに、2度目の世界戦で勝てば初の世界タイトル奪取となる。

 また、解説陣も発表。元世界3階級制覇王者の長谷川穂積さんと”神の左”と呼ばれた左ストレートを武器にWBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介さんが務め、実況は鈴木健アナウンサーと伊藤大海アナウンサーが担当する。

 戦績は26歳の中谷が27戦全勝(20KO)、27歳のアストロラビオが19勝(14KO)4敗。

 ともに25歳の天心が3戦全勝(1KO)、ジョナサン・ロドリゲスが17勝(7KO)2敗1分け。

 29歳の田中が20勝(11KO)1敗、28歳のジョナタン・ロドリゲスが25勝(17KO)2敗1分け。

 26歳の加納が17勝(8KO)3敗1分け(日本ボクシングコミッション公認のみ)、25歳のオラスクアガが6勝(4KO)1敗。

 試合はPrime Videoで午後6時から配信される。

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