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鹿島学園の鈴木博識監督が孫との約束を果たす1勝 東海大相模の菅野悠投手と「甲子園で会おう」

スポーツ報知 2024年7月12日 23時2分

◆第106回全国高校野球選手権茨城大会 ▽2回戦 鹿島学園7-1中央

 鹿島学園の鈴木博識監督(74)が孫との約束を果たす1勝を挙げた。

 12安打7得点の快勝も「ぎこちなかった」と一言。4投手による継投は「全員使うつもりだった」と想定内だったが、内野守備や捕手のリードに納得がいかず「本来の力が出せなかった」と手厳しかった。次戦(17日、13日のつくば国際大―麻生の勝者)に向け「つまらない、目に見えないミスをなくしたい」と話した。

 鈴木監督の孫は、神奈川・東海大相模の菅野悠投手(2年)。過去には、横浜の渡辺元智監督と孫の佳明(現楽天)、大垣日大の阪口慶三監督と孫の高橋慎(現明大)が同じチームで出場した例はあるが、別のチームで戦った例はない。菅野の話になると鈴木監督は「ベンチに入ったみたいですね」と祖父の顔になり、喜んだ。

 「まず電話してこないんでね」とあまり連絡はとっていないようだが、5月の関東大会で顔を合わせ「甲子園で会おう」と約束したことを明かした。菅野は10日の初戦の5回からリリーフ登板し、1回無失点に抑えて2回戦を突破。ともに順調なスタートを切った。

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