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【ソフトバンク】近藤健介、今季2番目の長時間試合に思わず「ピン!」疲労困ぱいの復調3安打&延長V打

スポーツ報知 2024年7月12日 23時56分

◆パ・リーグ 日本ハム4―5ソフトバンク=延長12回=(12日・エスコンフィールド北海道)

 ソフトバンクが延長12回に近藤健介外野手が決勝打を放ち、連敗を2で止めた。リーグトップ今季20度目の逆転勝ちで、3カードぶりの初戦勝利。4時間37分と今季2番目に長い試合を終えたヒーローは試合後、報道陣の「お疲れさまでした」の声に「本当に疲れました」と、ため息をついた。

 3―3の延長12回2死満塁。フルカウントから斎藤友の高め直球を捉えた。今月初打点となる中前2点適時打に「満塁ですし、向こうが一番ピンチ。そこは客観的に見ながら、意外と冷静に立てたかな」と振り返った。先月の月間MVP男が、今月は試合前までの7試合で19打数1安打の打率0割5分3厘。それが“ケチャドバ”的に、6月29日の日本ハム戦(エスコン)以来の3安打を決めるのだから、さすがの千両役者だ。

 ちなみに今季最長試合は4月20日のオリックス戦(ペイペイD)で4時間46分。延長12回3―3のドローだった。「きょう負けるのと勝つのでは、全然あしたの疲労感も違いますし」と苦笑いの背番号3。取材を終えると「ピン! 何やってんだよ!」。10回に同点ソロを放った日本ハム時代の僚友・石井を“ロングゲーム”の戦犯に指名して、報道陣を笑わせていた。

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