Infoseek 楽天

J2清水 新外国人FWアブドゥル・アジズ・ヤクブがベンチ入りの可能性「チームに足りない要素を自分が埋めていくための準備をする」…14日、大分戦

スポーツ報知 2024年7月13日 6時15分

 J2清水エスパルスは12日、アウェー・大分戦(14日)に向け三保で一部非公開調整した。ポルトガル・リオ・アヴェFCから新加入したFWアブドゥル・アジズ・ヤクブ(25)が初めてベンチ入りする可能性が浮上した。J2藤枝MYFCは13日、ホームで勝ち点1差の愛媛と対戦(藤枝サ、午後7時)する。

 清水期待の新助っ人がベールを脱ぐ瞬間が近づいてきた。アジズのベンチ入りについて秋葉忠宏監督(48)は「最終的にコーチ陣と話して決めます」とコメント。本人はデビューの舞台を前に「チームに足りない要素を自分が埋めていくための準備をする」と意気込みを語った。

 ガーナ出身で181センチ、77キロの体格。これまでポルトガル1部で34試合13得点、中国1部で23試合15得点を挙げている。来日から約3週間。当初は時差ぼけに苦しんだが「コンディションが上がっている実感がある」。指揮官も「シュートは両足ともうまく、ジャンプ力もある」とストライカーの潜在能力を評価している。

 大分は順位こそ14位だが、10日の天皇杯ではJ1川崎を破るなど侮れない相手だ。清水はホームで連勝し3位に踏みとどまっているものの、敵地では4連敗中。一発で局面を打破できるアジスの爆発力にかかる期待は大きい。「(周囲との)連係も充実してきた」と語る新たな大砲が、アウェーの連敗ストッパーに名乗りを上げる。(武藤 瑞基)

この記事の関連ニュース