バレーボール男子の世界最高峰リーグ・イタリア1部セリエAの2023―24シーズン(4月閉幕)の個人賞が発表され、同シーズンでモンツァに在籍した男子日本代表の主軸・高橋藍(らん)が「ベストレシーバー」を受賞した。
セリエA挑戦3季目となった昨季は、モンツァでレギュラーシーズン(RS)20試合に出場し、ベストレシーバー部門で首位となる222を記録。攻守の軸として貢献し、RSは12チーム中5位でプレーオフ(PO)に進出。POでは決勝でペルージャに通算1勝3敗で及ばなかったが、日本人では19季ぶりに決勝の舞台に立ち、準優勝だった。
24―25シーズンは日本のサントリー大阪でSVリーグに参戦する。現在は日本代表の活動に取り組み、ネーションズリーグ(日本時間1日閉幕)では日本初の銀メダルを獲得。26日開幕のパリ五輪では、日本の52年ぶりの五輪金メダルに挑んでいる。これまでに「東京五輪が終わってから悔しさというところで、自分が強くなりたいという思いでイタリアに行ったり、いろんな経験をしてきた」と語っていた。
◆23―24季の主な個人パフォーマンスのランキング首位
▼最優秀総得点/テオ・フォーレ(チステルナ)
▼ベストサーバー/ルカ・スピリト(ベローナ)
▼ベストレシーバー/高橋藍(モンツァ)
▼ベストスパイカー/アレッサンドロ・ミキエレット(トレンティーノ)
▼ベストミドルブロッカー/アグスティン・ロセル(ミラノ)