◆米大リーグ オリオールズ―ヤンキース(12日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)
ヤンキースのA・ジャッジ外野手が12日(日本時間13日)、敵地のオリオールズ戦で33号ソロ本塁打を放った。前日まで今季ワーストタイの8試合連続ノーアーチだったが、球宴前最後のカードで、復活の一打が飛び出した。
3回表の第2打席。同地区首位オ軍先発ポビッチの甘く入ったカーブをとらえ、左翼席に放り込んだ。深い左翼フェンスを楽々と越える397フィート(約121メートル)、打球速度107・4マイル(約172・8キロ)、打球角度35度の当たりだった。
ア・リーグの本塁打争いでトップを独走しているジャッジ。球宴前の33号は自身2度目で、ヤ軍での他の達成者は61年のR・マリスだけ。またヤ軍はこの日が96試合目で、96試合での33発は球団史上10度目。達成者にはルース(5度)、マントル、マリス、T・マルチネスらレジェンドがズラリと名を連ね、複数回達成はジャッジ(22年に36発)とルースだけになる。