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大谷翔平がチームの危機救う9回決勝勝ち越し打「勝つか勝たないかはだいぶ違う」

スポーツ報知 2024年7月13日 11時32分

◆米大リーグ タイガース3―4ドジャース(12日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地・タイガース戦に「1番・指名打者」でフル出場し、同点の9回2死一、三塁の5打席目に、決勝で勝ち越しの適時二塁打を放ち、ドジャースは逆転勝ちして、連敗を「4」で止めた。

 4連敗中と苦しむチームを救ったのは大谷のバットだった。4打席目までは快音が響かず9打席連続無安打で出塁すらなし。それでも同点の9回2死一、三塁で5打席目に立つと、救援左腕・ホルトンから中堅へエンタイトル二塁打で勝ち越し点をたたき出し、チームに5試合ぶりの勝利をもたらした。ヒーローになった大谷は「シリーズ(3連戦)の初戦ということもありましたし、勝つか勝たないかはだいぶ違うと思うので。連敗中というのもそうですけど、あとはオールスター前の最後の一押しだと思うので。オールスターに入る前にしっかり連勝して、後半に臨めればなと思います」とホッとしたように振り返った。

 9打席連続出塁がなかったが「毎回(スイングを)変えて、いろいろ試してはいますけど。打ち取られてはいたんですけど、スイング自体は良かったかなと思うので。最後まで継続して、それでいきました」。日本人初のメジャー通算200号本塁打はお預けになったが、本塁打以上に大きな意味のある一打になった。

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