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FC東京MF松木玖生がサウサンプトン移籍へ…今季は期限付きでトルコ1部ギョズテペでプレー見通し

スポーツ報知 2024年7月13日 13時21分

 FC東京のMF松木玖生が、イングランド1部サウサンプトンに完全移籍することが13日、決定的となった。この日までに正式なオファーが届き、この日行われる新潟戦(国立)を最後にチームから離脱する見込み。また、ビザの関係で移籍後にトルコ1部ギョズテペに期限付き移籍となる見通しとなっている。

 松木は青森山田高では3年連続全国高校選手権に出場し、高3時には主将として高校3冠を獲得。高2時にフランス1部リヨンのU―19チームに練習参加するなど、卒業後は欧州行きも考えたが、日本でのレベルアップを優先し、22年にFC東京に入団。高卒1年目は開幕スタメンを飾るなど、主力として31試合で2得点をマークし、昨季も22試合で1得点。3年目の今季は主将を任され「サッカー界だったら20歳以上は若く見られない。しっかり活躍して、次のステップに進めるように個人的にしっかり頑張っていきたい」と話していたが、ここまで17試合で2得点4アシストをマーク。海外移籍の可能性があるためパリ五輪のメンバーは選外となっていたが、若き至宝がついに戦いの舞台を海外へと移すことになった。

 ラストマッチとなる舞台も、青森山田高時代に21年度の高校選手権決勝・大津戦で1得点して優勝を決めた国立競技場。5万人超が来場予定の一戦で、FC東京の背番号7が輝きを放つ。

 ◇松木 玖生(まつき・くりゅう)2003年4月30日、北海道・室蘭市生まれ。21歳。幼稚園年長でサッカーを始め、小学時代は室蘭大沢FCでプレー。青森山田中に進学し、3年時に主将。青森山田高では3年連続で全国高校選手権に出場し、3年時は主将として4得点を挙げて優勝。全国高校総体、高円宮杯プレミアリーグ東地区優勝と3冠を達成した。22年からFC東京でプレー。180センチ、78キロ。

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