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【広島】新井監督がリプレー検証要求も「映像がありませんでした」リクエストの回数に含まれず…珍判定

スポーツ報知 2024年7月13日 15時28分

◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(13日・マツダスタジアム)

 広島の新井貴浩監督がリプレー検証を要求しながら、映像がなかったことを理由にリクエストの回数に含めず試合再開となる珍事があった。

 2回1死一塁から中村の中飛で一走・オスナがタッチアップで二進。広島ベンチは離塁が早いと判断し、大瀬良が一塁・坂倉に送球してアピール。セーフの判定は変わらなかったが、ここで新井監督がリクエスト。審判団の協議末、吉本責任審判は「検証の結果、判定通りセーフで試合再開いたします」と説明したものの、球場ビジョンでも当該プレーの映像は流されていなかった。新井監督は再びベンチを出てリプレー検証の状況を確認。吉本責任審判は「ただ今の検証につきまして、映像がありませんでしたので、回数には入りません」と訂正した。

 リプレー検証の映像を巡っては昨年5月28日の楽天―日本ハム戦の9回9回1死満塁でタッチアップした楽天の三走の離塁が早かったとし、日本ハム・新庄監督がリプレー検証を求めたが、当該映像がなかった。この件を受け、セ、パ両リーグのアグリーメントのリプレー検証に関わる条項に、検証のための映像がない場合は審判員の判定を維持し、リクエスト回数にカウントしないことが新たに加えられていた。

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