◆第106回全国高校野球選手権千葉大会 ▽2回戦 検見川10―4行徳(13日・長生の森公園野球場)
行徳が初戦で敗退した。0―4の5回に2点を奪ったが、直後の6回に3点追加され引き離された。3―10の8回裏に1点を入れコールド負けは回避するも、反撃はそこまでだった。
184センチ、138キロの恵まれた体格を持ち、春の県大会初戦、四街道戦で2打席連発を放った「行徳のドカベン」こと水竹颯内野手(3年)は、「自分たちの力がこんなものなんだなと」と、悔しそうな表情を見せた。水竹は3打席で2四死球も無安打で持ち味を発揮できず。「甘い球に対して打てなかったのは練習が積めていなかったんだなと思った」と、反省した。5回の途中交代に「3打席目の前から足がつっていた。監督さんの判断で代えてもらった」と説明した。
吉田晃監督(41)は「流れをつかみきれなかった。あと一本が出なかった」と総括。水竹の存在でチームの注目度が春以降、上がったことに感謝を示し「みんなから愛されるキャラ。これからも自分の目標に向かって頑張っていかないといけない」とエールを送った。