◆イースタン・リーグ 楽天4―3巨人(13日・陸前高田)
巨人の中山礼都内野手が、2点適時二塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた。
6月下旬の試合中にヘッドスライディングを試みた際に、左膝を強打した影響で実戦から離れていたが、今月11日のイースタン・オイシックス戦で復帰。復帰2戦目となったこの日は「7番・DH」で先発出場し、7回無死一塁で右前へ復帰後初安打を放つと、3点を追う8回2死一、二塁では右中間を深々と破る2点適時二塁打を放ち、「劣勢な場面で結果を残せたことは、少しですけど自信になりました。自分が打って『まだいけるぞ!』という雰囲気をチーム全体にもたらしたいという思いはあった」と振り返った。
実戦から離れる間、桑田2軍監督からは治療に加えてトレーニングに充てる時間も与えられていたといい、「治す時間プラス上半身のトレーニングができたし、帰ってきた時に結果を残せるようにという思いでずっとやってきた」とうなずいた。