◆JERAセ・リーグ 広島1x―0ヤクルト=延長11回=(13日・マツダスタジアム)
ヤクルトは延長戦の末、サヨナラ負けを喫し8連敗となった。マツダスタジアムでは開幕から7戦7敗となり、借金は今季最多14に膨らんだ。
高津臣吾監督は「今いるメンバーでね、なんとか頑張ってほしいなとは思ってるんですけどね。なかなか結果につながらなかったですね。点取れなかったですね」と声を落とした。
投手陣は力投を見せた。先発の小沢は2回2安打無失点。オープナーの役割を果たした。
2番手で高橋が5回1/3を4安打無失点。3番手の大西が8回1死一、二塁から登板し、無失点に抑えて火消しに成功した。
0―0のまま9回に入ると、回またぎした大西が1死二塁とピンチを招き、山本にスイッチした。秋山を申告敬遠し、一、二塁。続く二俣を空振り三振に抑え野間を迎えた。暴投で二、三塁の危機を招くも、最後は二直に仕留めて乗り切った。
打線は大瀬良の前に6回まで2安打に抑えられた。その後も、広島の継投の前に、好機をつくれなかった。決着がついたのは延長11回。田口が石原にサヨナラ弾を浴びた。
村上は5打席中4打席で走者を置いた状況で打席に立つも、自身初の5打席連続三振を喫するなど、快音は響かなかった。
指揮官は「今もバッティングコーチとちょっと話したんだけど、僕はバッティングのことよくわからないですけどね。何かが狂ってるのかなとは思いますね。あれだけ三振する、バットに当たらないので。それはもうバッティングコーチ考えてると思いますけど。修正が必要かなと思います」と、打撃改善を求めた。