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【高校野球】紅葉川が4点差逆転勝利で3回戦進出 竹田蓮主将「チームの思いがつながって良かった」

スポーツ報知 2024年7月13日 19時32分

◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会▽2回戦 紅葉川5Xー4安田学園(13日・大田スタジアム)

 紅葉川が安田学園相手に、4点差を逆転する劇的勝利で3回戦進出を決めた。

 「ミスがあっても切らせないのが強み。完全に崩れきらずに堪え忍んだからこその勝利だったのかな」と、試合後に高橋勇士監督(43)が語ったように、粘り強く勝利をもぎ取った。0―1のまま試合が進み、終盤の8回表に3点を追加される苦しい展開。だが、8回裏に3安打などで同点に追いつき迎えた9回無死満塁。井上煌斗捕手(きらと、3年)が放った打球を遊撃手がグラブではじく間に三塁走者が生還。サヨナラ勝利となった。

 竹田蓮主将(3年)を中心とした選手主体のチーム。5回終了時のクーリングタイムには選手同士で相手投手への対策や後半の作戦を練った。劣勢の展開でも「まだ終わってない、いけるぞ!」と声をかけ合い励まし合った。村岡朋哉投手(3年)は「竹田がいないとチームはまとまっていない。本当に感謝している」と主将への信頼を口にする。時に厳しい言葉でチームを鼓舞し続けてきたキャプテンは「みんなに助けられた。チームの思いがつながって良かった」と涙が止まらなかった。

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