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【高校野球】創志学園で聖地6度出場の長沢宏行監督が篠山産で夏初勝利「一つ勝つ大変さ身に染みる」

スポーツ報知 2024年7月13日 20時12分

◆第106回全国高校野球選手権兵庫大会 ▽2回戦 篠山産5―4伊川谷=延長10回タイブレーク=(12日・高砂市野球場)

 篠山産が伊川谷との熱戦を制し、3回戦進出を決めた。

 9回終了時点では2―2で、延長10回タイブレークに突入。表の守備では2点を失った。しかし、裏の攻撃では主将・丸山友輔二塁手(3年)の二ゴロの間に挙げた得点と、酒井風雅左翼手(2年)の右越え適時二塁打で同点。なおも1死一、三塁、ここまで10回4失点(自責2)と粘投した5番・波部仁奈投手(3年)が投前にスクイズを決め、2時間18分の激闘に終止符を打った。

 2022年10月、同校は創志学園(岡山)の監督として西純矢(阪神)らを指導し、春夏合わせて6度甲子園出場の実績を持つ長沢宏行監督を招へいした。だが、昨夏は初戦で敗退。長沢監督は同校監督として夏初勝利となった。

 試合後、指揮官は絶妙なサヨナラスクイズを転がした波部を「よく決めてくれた」と称賛。「一つ勝つ大変さというか、公立の先生の大変さが身に染みて分かった」と、笑顔で勝利の余韻に浸った。

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