日本ハムが、現在は千葉・鎌ケ谷にある2軍本拠地の北海道移転を検討していることが13日、分かった。移転の候補地にはエスコンフィールドがある北広島市に近い恵庭市や千歳市などが挙がっている。
2軍施設は、当時は1軍本拠地が東京Dだった97年にオープン。鎌ケ谷スタジアムと若手選手が暮らす勇翔寮、室内練習場などが設置されており、1軍が04年に北海道に移転した後も2軍の本拠地となっていた。
施設は老朽化が進んでおり、1、2軍が離れていることでの選手の移動、入れ替えなどにおけるデメリットも指摘されていた。一方、移転となれば高額なコストがかかるため鎌ケ谷を建て替える可能性も残っている。
球団は「施設が老朽化している現状を鑑(かんが)みれば、さまざまな検討を行うのは当然必要。現段階では何も決まっていない」とコメントしている。