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大谷翔平が延長10回に申告敬遠 米通算200号もドジャース5点差を9回に追いつかれる

スポーツ報知 2024年7月14日 5時14分

◆米大リーグ タイガース―ドジャース(13日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地・タイガース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、同点で迎えた延長10回1死二塁の5打席目は申告敬遠で出塁した。

 オールスターまでは残り2試合。タイガースの先発は、ケイダー・モンテロ投手(24)だった。今季デビューしたばかりの右腕で、試合前の時点でここまで4登板で1勝2敗、防御率4・64。だが、6月に入ってからは3日(同4日)の敵地・ツインズ戦でメジャー初勝利を挙げるなど、2登板で12回3分の2を投げて2失点のみの防御率1・42と調子を上げていた。初回先頭の1打席目は、1ストライクから、2球目の外角チェンジアップに体勢を崩されながらはじき返して右翼線の三塁打。1点を追う3回無死一塁の2打席目は空振り三振に倒れた。

 節目のアーチが出たのは、2―2で同点の5回先頭の3打席目。1ボールから、88・5マイル(約142・4キロ)のチェンジアップを振り抜くと、右翼ポール際へ一時勝ち越しの29号ソロをたたき込んだ。日本人初となるメジャー通算200号の節目の一発は、打球速度は107・8マイル(約173・5キロ)、打球角度は24度で、飛距離は373フィート(約114メートル)だった。

 1点リードの6回無死一、三塁では二ゴロながら三塁走者が生還して打点が記録された。さらに4点リードの8回先頭の5打席目は四球を選ぶと23個目の盗塁となる二盗も決めて、フリーマンの中犠飛で生還した。ドジャースは5点リードで9回裏を迎えたが追いつかれて延長に突入した。

 前日12日(同13日)の敵地・タイガース戦では、同点の9回2死一、三塁の5打席目に決勝打となる勝ち越しの適時二塁打。5打数1安打だったが、貴重な一打で4連敗中だったチームを救い「連敗中なのでなかなかタフな試合が続いてましたし、何とか切って、まずいい流れを持ってくるというのが大事だと思うので。シリーズの初戦を取れたのがまず大きいなとは思います」とうなずいていた。

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