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AJスタイルズ、丸藤正道と劇的名勝負で勝利…「WWE」へメッセージ「選手たちに言いたい…ぜひ日本に行ったほうがいい」…7・13日本武道館全成績

スポーツ報知 2024年7月14日 8時54分

◆プロレスリング・ノア「DESTINATION 2024」(13日、日本武道館)観衆4196

 プロレスリング・ノアは13日、日本武道館で年間最大のビッグマッチを開催した。

 ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチで「WWE」スーパースターのAJスタイルズが丸藤正道と対戦。互いが持てる技をぶつけあった極上の名勝負は、25分27秒、スタイルズクラッシュでAJが勝利した。

 バックステージでAJは「丸藤選手とこうして試合ができたことを嬉しく思っている。本当に才能のある素晴らしい選手だと思っているから、AJスタイルズを証明するために、そういう凄い選手を倒さないといけないんじゃないかと思っていた。丸藤選手も自分が思い描いていたような、本当にいろんな手を尽くして、いろんな技を出してくれた。そして、自分自身の最大限の力を引き出してくれたんじゃないかと思う。最終的には物凄い厳しい試合になったが、AJスタイルズとして、AJスタイルズらしく試合を制して、丸藤選手を倒すことができたのは本当に嬉しく思っている。今日ここ日本武道館で試合ができたこと、本当に嬉しく感じている」とかみしめた。

 記者から今後、プロレスリング・ノアで「戦いたい選手はいた?」と問われ「凄くたくさんいる。いい選手がたくさんいるからね。今日のこの自分と丸藤選手との試合が第一歩になったんじゃないかと思う。これから日本の選手がアメリカに行って経験をしたり、アメリカの選手が日本に来て経験をしたりできる。つ言いたいことは、日本での経験は凄い大事で、今の自分があるのは日本で経験を積んだから。日本で経験を積んだAJスタイルズが今ののAJスタイルズなんだ。日本で経験を積むことはとても大事。WWEの選手たちにも言いたい。自分がリスペクトされるような選手になりたいと思うなら、ぜひ日本に行ったほうがいい。そこで経験を積むべきだと言ってあげたい」とメッセージを送った。

 敗れた丸藤は「これが世界か。すげぇな、やっぱり。凄い」とうめいたが「次、誰が行くんだ声上げたもん勝ちかもしんないぞ。きっかけは今日だ。行けよ。行けよ、NOAHの選手たち。チャンスだぞ」とノアの全選手へWWE迎撃を呼びかけた。

 ◆7・13日本武道館全成績

 ▼ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合60分1本勝負

○王者・清宮海斗(25分31秒、変型シャイニングウィザード→片エビ固め)挑戦者・YOICHI●

 ▼ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ60分1本勝負

○AJスタイルズ(25分27秒、スタイルズクラッシュ→エビ固め)丸藤正道●

 ▼第9試合・LUCHA LIBREスペシャルタッグマッチ30分1本勝負

○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、ガレノ・デル・マル(13分43秒、ワグナードライバー→片エビ固め)ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ●

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合60分1本勝負

○挑戦者・AMAKUSA(16分21秒、変型十字架固め)王者・ダガ●

 ▼GHCナショナル選手権試合60分1本勝負

○挑戦者・佐々木憂流迦(12分05秒、スリーパーホールド→レフェリーストップ)王者・HAYATA●

 

 ▼世界ヘビー級選手権30分1本勝負

○挑戦者・潮崎豪(15分00秒、豪腕ラリアット→片エビ固め)王者・齋藤彰俊●

 ▼第5試合 GLG FINAL・6人タッグマッチ30分1本勝負

○ジェイク・リー、YO―HEY、タダスケ(13分44秒、FBS→)ジャック・モリス、アンソニー・グリーン、LJ・クリアリー●

 ▼第4試合・シングルマッチ30分1本勝負

○拳王(12分05秒、炎輪→片エビ固め)永田裕志●

 ▼第3試合・6人タッグマッチ20分1本勝負

近藤修司、○Eita、AKIRA(12分00秒、Imperial Uno→片エビ固め)小川良成、大岩陵平、大和田侑●

 ▼第2試合・6人タッグマッチ20分1本勝負

マサ北宮、○征矢学、稲葉大樹(9分55秒、ジャンピングDDT→片エビ固め)杉浦貴、藤田和之、谷口周平●

 ▼第1試合・3WAYタッグマッチ15分1本勝負

〇アレハンドロ、クリストバル(8分48秒、空回弾→片エビ固め)大原はじめ、スペル・クレイジー●

※残りは、ニンジャ・マック、宮脇純太

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