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石川祐希「15人で戦ってきた」ラリー&小川も渡欧 52年ぶり五輪金メダル挑戦へいざ出発!

スポーツ報知 2024年7月14日 11時18分

 バレーボール男子日本代表は14日、パリ五輪直前合宿地のポーランドに向けて羽田空港を出発。主将の石川祐希(ペルージャ)が出国前に取材に応じ「金メダルを持って帰ってこられるように精いっぱい努力していきます。難しい挑戦だとは分かっているけど、そこに臨む覚悟や意識はどこのチームよりも強いと思っています」。冷静に並べた言葉に力が込められた。1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶり金メダルに挑む。

 五輪直前のポーランド合宿では、20日に世界ランク1位の同国と、21日に同10位のセルビアと実戦を積む。「まずポーランドに全力で、自分たちの今のベストを試すことが大事になってきますし、そこを経験したかった。五輪に入る前に一番力があると言われるポーランドと対戦できるのは、僕たちにとってはいいことだと思います」と見据えた。23日に五輪開催地のパリに入る。

 五輪開会式の翌日の27日午前9時(日本時間午後4時)の開幕ゲームに登場し、同11位のドイツに挑む。朝イチの試合は「高校生、大学生ぶり」といい、「朝から体を動かすことを想定した練習もしているので、ベストで戦える準備をしていきたいです」と欧州入り後、最終調整に入っていく。

 この日、五輪代表12人と交替選手の富田将馬(大阪ブルテオン)に加えて、五輪代表から外れたミドルブロッカーのエバデダン・ラリー(大阪ブルテオン)とリベロの小川智大(ジェイテクト)も渡欧した。石川主将は「この1シーズン、基本的に15人で戦ってきたので(自身は)15人で行きたいと思っていた。彼らが一緒に行く選択をしてくれて、僕はうれしく思います」と仲間のサポートに感謝を込めた。

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