◆第106回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽1回戦 遠軽3―0滝川(14日・旭川スタルヒン)
夏の甲子園初出場を目指す遠軽が、2014年以来10年ぶりの8強入りを決めた。
先発マウンドに上がったのは、春北海道大会準々決勝で公式戦デビューを果たした背番号「3」の右腕・宮沢李佑(3年)。2回以外は毎回走者を背負う投球が続いたものの、要所では最速144キロを誇る直球とスライダーで打ち取り、最後まで0を並べた。
全打者がフルスイングする伝統の“マン振り”に走力も加わった“ネオマン振り打線”は、8安打に6盗塁も絡めて3点を奪った。
16日の準々決勝では、12年ぶりの4強入りを目指して白樺学園―別海の勝者と対戦する。