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箱根駅伝で連覇を目指す青学大が御殿場で夏合宿のための準備合宿 原晋監督「地道に走り込んでいきます」

スポーツ報知 2024年7月14日 15時2分

 第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年連続8度目の優勝を目指す青学大が夏合宿に向けた準備として静岡・御殿場市で短期合宿を敢行した。14日は標高約700メートルの砂利道で21キロを走り込んだ。今年1月の第100回箱根駅伝2区区間賞の黒田朝日(3年)、同5区2位の若林宏樹(4年)ら優勝メンバーをはじめ、故障から復帰した田中悠登主将(4年)、日本選手権5000メートル(6月28日)で屋外レースとして日本人学生歴代最高の13分18秒51をマークした鶴川正也(4年)、5000メートルで日本高校歴代2位(13分28秒78)の自己ベスト記録を持つルーキーの折田壮太らも設定通りのタイムで走りきった。

 13日は起伏の激しいロードで24キロ走。この日、足元が不安定な砂利道で21キロ走。2日連続の走り込みについて青学大の原晋監督は「8月からの夏合宿本番に向けての準備合宿です。トラックは先週(7日)の絆記録挑戦会まで。例年通り、これから地道に走り込んでいきます」と表情を引き締めて話した。今季、飛躍を続ける鶴川は「久々の距離走はキツい。途中で腹が減りました」と苦笑いしながらも「体調は問題ありません」と練習後は充実した表情を見せていた。

 テレビのバラエティー番組に出演するなど華やかで楽しそうな姿を見せている青学大は、その裏で、箱根駅伝連覇に向けて地味で苦しい練習を積んでいる。

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