◆第106回全国高校野球選手権兵庫大会 ▽3回戦 社5―4洲本(14日・高砂市野球場)
昨年まで2年連続で夏の甲子園に出場し、今夏は1972年から74年の東洋大姫路以来の兵庫大会3連覇を目指す社が、3回戦を突破した。
3回に3番・尾崎寛介遊撃手(3年)の左前打で先取点を挙げると、5回には3点を追加。
しかし、4―0の6回から2番手で登板したエース・福田海晴投手(3年)が3失点。7回にも1失点を喫し、同点とされた。
4―4で迎えた7回、1死一、三塁から5番・竹岡政翔右翼手(3年)が、中前に勝ち越しとなる適時打。これが決勝点となり、洲本との県立高対決を制した。
近本光司(阪神)、辰己涼介(楽天)らを輩出した名門公立校が、50年ぶりの快挙達成に向けて、4回戦に駒を進めた。