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新生・中村部屋の「十両2人」はともに黒星スタート 「引きずりません。稽古の成果は出ていますから」と友風

スポーツ報知 2024年7月14日 16時24分

◆名古屋場所初日(14日、ドルフィンズアリーナ)

 先月1日付けで二所ノ関部屋から独立した中村部屋の十両力士、東7枚目・友風と西13枚目・嘉陽がともに黒星スタートとなってしまった。

 友風は西7枚目・紫雷(木瀬)を相手にもろ差しで土俵際まで追い詰めたが、逆転の突き落としに屈した。「柄にもなく焦ってしまった。攻め急いだという感じですね。流れは良かったですよ。集中もしていた。攻め急いだに尽きると思います」と冷静に話した。

 中村部屋の部屋頭として先頭に立っている。稽古の2部制、1日3食の日課は確実に体に染みついている。「四つが得意な紫雷さんを相手にもろ差しになれるなんて稽古の成果だと思います。幕下で白星を挙げた(同じ部屋の)宮城だって格上にいい形で勝てました。これも稽古の成果」

 体にも変化が出てきた。「独立して10キロ太りました。みんな10キロぐらいは太っていますね。動きは悪くないですから。いい傾向だと思います」と明かした。

 この日、25歳の誕生日の嘉陽は伯桜鵬の鋭い押しに屈した。「立ち合いは良かったけど引いたのが…」と悔しがった。土俵入りでは土俵の真ん中から下りるミス。「あれは生田目関が真ん中から下りたので一緒に付いていっただけ」と支度部屋で反省していた。

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