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【西武】源田壮亮が320人目の通算1000安打「らしいヒットだったと思います」

スポーツ報知 2024年7月14日 17時45分

◆パ・リーグ 楽天4―2西武(14日・楽天モバイル)

 節目の安打は自分の打撃で記録した。7回2死。鈴木翔がカウント1―0から投じた真ん中低めの速球を西武・源田壮亮は逆らわずに左翼方向へはじき返した。強いゴロは三遊間を抜けて左前へ。プロ8年目で達した320人目の1000安打に「(自分)らしいヒットだったと思います。今シーズン始まる時、早めに1000本いきたいと思っていたので、まずはよかったです」と少しはにかみながらメモリアルボードを掲げた。

 初安打は17年4月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)で谷元から放った。「入団した時は1軍で守備固めで出られたらいいなとかそういう頭もあったので、当時から考えたらビックリです」と振り返る。そこから昨季まで18年の165安打を最高に毎年100安打以上を記録。「1本1本しっかり積み重ねていけるように、まずは1001本目を打てるように頑張ります」と目標を口にした。源田の入団時にシニアディレクターとして関わった渡辺GM兼監督代行は「よかった。通過点でしょう」とさらなる活躍を望んだ。

 今季はなかなか調子が上がらずバットを替えるなど試行錯誤してきたが、直近5試合は21打数7安打と徐々に調子を上げて1番で打線をけん引する。「いろんなことに取り組みながら試行錯誤しながらというところ。今ははまっている部分もあるので継続してやっていけるように。とにかくチャンスで後ろに回せるようにしたいです」。苦しいチーム状況で頼りになるのは、やっぱり主将だ。

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