◆JERAセ・リーグ 中日2―6阪神(14日・バンテリンドーム)
中日は接戦の末、延長戦で大量失点を喫して力尽きた。
1―1で迎えた延長10回、左手薬指の骨折が完治し、1軍に昇格したばかりの橋本が5番手で登板。先頭の前川に一、二塁間を抜ける右前打を許すと、送りバントの梅野のゴロを二塁へ悪送球。自らのエラーで1死一、二塁とピンチを広げ、代打・原口に149キロの直球を左翼に運ばれる勝ち越しの適時打を許した。さらに1死一、二塁で継投した岩崎も、植田に中堅への3点適時三塁打を浴びるなどして、この回一挙5失点。勢いづいた阪神打線を止められなかった。
反撃したい打線だったが、その裏、1点をかえすのが精いっぱい。連勝は2で止まり、今季3度目の同一カード3連勝を逃した。