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【西武】球団初となるシーズン3度目の8連敗 渡辺GM兼監督代行「気持ちは出ているけど結果についてきていない」

スポーツ報知 2024年7月14日 18時5分

◆パ・リーグ 楽天4―2西武(14日・楽天モバイル)

 トンネルの出口が見えそうで見えない。同点の8回。7回まで2失点の西武・隅田知一郎が小郷に2ランを被弾。9回の反撃も則本に封じられた。渡辺GM兼監督代行は「何とかゲームを作りながらというところだけど、ここというところで、やられてしまっている」と言葉を絞り出した。

 この3連戦、開幕から負けなしの新人左腕・武内、楽天キラーの今井、チームトップの6勝を挙げている隅田を立てて3タテを狙ったが、よもやの3連敗。いずれも先制点を許し、うち2試合は追いつきながら勝ち越せなかった。後手に回っている試合展開に監督代行は「この連敗中はこちらのペースで試合を作れず、3試合いずれも先に点を取られてしまっている。今日も仕掛けが遅かった。何とかすぐ2点は返したけど、その後の勝負どころでまたやられてしまった」と悔やんだ。

 今季3度目の8連敗で借金は32に。シーズン3度の8連敗は球団初だ。「何とか一つ勝たないとどうにもならない。(選手)みんな気持ちは出ているけど、結果についてきていない」と監督代行。連敗ストップへ、15日のオリックス戦(ベルーナドーム)は6月に育成から支配下登録した3年目左腕の菅井が2度目の先発を務める。監督代行は「明日は若い投手が投げる。こういう時はだいたい、序盤に援護と言うんだけれど、なかなかそういう形ができていない。若い投手には酷だけど、点を取られないように何とか踏ん張ってほしい」と若さに期待した。

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