◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(14日・マツダスタジアム)=雨天中止=
今季ワースト8連敗中のヤクルト・高津臣吾監督が、雨天中止を“恵みの雨”と捉えた。「みんな、チーム状況がこういう感じなので、思うこともあるだろうし、僕らもね、やっぱりモヤモヤした感じはあるので。毎日戦ってね、勝って、スッキリしてっていう気持ちはいつもそういう気持ちは持ってるんですけどね。今日もやりたかったですけど、いい雨だと思って、また明日から頑張ろうかなと思いますね」と、15日の中日戦(神宮)に視線を向けた。
13日の広島戦で自身初となる1試合5三振を喫するなど、打率2割3分3厘と不調の村上宗隆内野手については「やっぱりしんどいと思いますよ。努めて明るくとか、それはチームにとってすごく大事なことだと思いますしね。元気でいようという…あれ(姿)には見えますけどね。まあ、あれだけ打ててないわけなので、本当は苦しいとは思いますけどね」と、心中を思いやった。
「こういう時も何かプラスに変えていかなきゃいけないでしょうね。今日室内で練習したこと、今日ゲームがなかったことも、1日(雨で)流れたことも、全てをプラスに変えていく。気分転換じゃないですけども、そういうのは必要だと思います」と、ポジティブ思考の必要性を説いていた。