◆JERAセ・リーグ 中日2―6阪神=延長10回=(14日・バンテリンドーム)
阪神・岡田彰布監督が疲労感をにじませた。5回までに今季ワーストタイの3併殺打と拙攻続きだったが、1―1の延長10回に一挙5得点で勝ち越し。同一カード3連戦3連敗は阻止したものの、指揮官は攻撃陣に苦言を呈した。以下、監督の一問一答。
―最後に。
「なあ。最後というかのお。ほんま。しんどい試合ばっかりや」
―それでも原口が打ってそこから。
「いやいや、そら植田のが大きかったよ、お前。1点じゃお前、1点でも岩崎いっとったけどなあ。そんなんお前、点入らんかったら加治屋やったから、大変なことなってたわ」
―原口も直前に小幡のミスをカバーした。頼もしい。
「頼もしいっていうか、いくんやから、そらお前、ミスなかったらお前、歩かされるのもあったやんか、そういうことやんか。ミスしたから勝負したんやろ。そのために左出してきたんやから」
―6回のチャンスで1点が取れていれば。
「そらもう、ずっとそらお前、つきもんやんか、あそこで1点取れてたらとか、そらお前、終わってみたら、勝って振り返れるからええけどお前。そういうことやん、取れる時は絶対取っとかなあかんいうことよ、はっきり言うて。終わってみてな、あそこでじゃなしに。今なんかな、そんなチャンスないわけやからのお、今。だから取れるときは取るっていうな、いうことだけやで」
―西勇をはじめ、投手はしのいだ。
「いやいや、うん。途中足つった言うとったけどな、あっこまでよう投げたよ」
―福永に粘られても。
「あ~あの時な。早よう、しかし、あんなん早よセカンドゴロ打たした方がええんやで、お前そんなん、そやろ。セカンドゴロ打ちにきてるんやから。抑えてるけど、なんかきゅうきゅうで球数増えて、そやろ。それやったら三振取らなあかん、あんなけ球数使うんやったら三振や」