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「ベストやなと」巨人・坂本が打撃に試行錯誤 若手の早出練習に2日連続で参加

スポーツ報知 2024年7月15日 5時45分

◆JERA セ・リーグ 巨人0―6DeNA(14日・東京ドーム)

 捉えたように見えた打球は正面を突いた。坂本勇人内野手(35)の1軍復帰後初安打はお預けとなった。5点を追いかける7回1死一塁の場面で小林の代打として、割れんばかりの大歓声を浴びながら、打席へ。1ストライクからケイの真ん中高め153キロ直球をコンパクトに振り抜くも、中飛に倒れた。2試合連続ベンチスタートとなり、今季初の代打出場でHランプはともせなかった。

 試行錯誤の日々を過ごしている。打撃不振のため6月26日に登録抹消され、12日から1軍に復帰。若手選手が行う早出練習に2日連続で参加してバットを振り込んでいる。この日はノーステップでタイミングを取るスイングを多くして調整。「(ノーステップが)今は一番何とかなるかなって。ベストやなと思ったから」と、試合でもノーステップで臨んだ。覇権奪還には背番号6の力が不可欠。誰もが待っている復活のため、坂本が苦境を乗り越える。(宮内 孝太)

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