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前田健太VS大谷翔平、3年ぶり直接対決は遊撃手強襲の内野安打 前半戦3戦連続安打締め

スポーツ報知 2024年7月15日 3時51分

◆米大リーグ タイガース―ドジャース(14日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、前半戦最終戦の敵地・タイガース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、5回の3打席目は3番手の前田健太投手(36)と対戦し、3試合連続安打となる遊撃手強襲の内野安打を放った。

 ブルペンデーのタイガースの先発は、右腕のボー・ブリスキー投手(26)。大谷は昨年1打席、今季は3連戦初戦の12日(同13日)に1打席で対戦しているが、いずれも空振り三振と相性は悪かった。初回先頭の1打席目は中直。初球を打球速度111・3マイル(約179・1キロ)ではじき返したが中堅手の守備範囲だった。

 3点をリードした3回先頭の2打席目は、2日前の3連戦初戦で勝ち越しの適時二塁打を放った2番手左腕・ホルトンと対戦。2ボールからシンカーを打球速度108・1マイル(約174・0キロ)と鋭い当たりだったが、右翼手正面への右直に倒れた。

 2点リードの5回2死走者なしの3打席目は、救援に配置転換になってから初めての登板だった前田と対戦。カウント2ボール、1ストライクからスプリットをはじき返し、遊撃手が捕球しきれない打球速度108・5マイル(約170・3キロ)の当たりで、3試合連続安打となる内野安打とした。これまでの前田VS大谷は19年に本塁打を放つなど8打数2安打2打点、1本塁打だった。

 前日13日(同14日)の同カードでは、初回の1打席目に右翼線へ三塁打を放つと、同点の5回には一時勝ち越しとなる右翼ポール際へ29号ソロを放ち、日本人史上初のメジャー通算200号の節目を迎えた。6試合、24打席ぶりのアーチを描くなど4打数2安打2打点、2四球3得点1盗塁と奮闘したが、チームは9回の5点リードを守れずサヨナラ負けを喫した。

 この試合で2試合連続となる本塁打を放てば、4年連続4度目のシーズン30号に到達。2本塁打を放つと、日米通算250号の節目を迎える。

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