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大谷翔平が自己最高の前半戦終了 2戦連続サヨナラ負けも初のプレーオフへMVP、3冠王、トリプルスリーも視野に

スポーツ報知 2024年7月15日 5時39分

◆米大リーグ タイガース4×―3ドジャース(14日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、前半戦最終戦の敵地・タイガース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、前田健太投手(36)から安打を放つなど4打数2安打の活躍を見せて2戦連続マルチ安打で前半戦を締めくくった。

 10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)でドジャース入りした大谷。新天地1年目の前半戦は順調に滑り出すことに成功したといって間違いないだろう。昨年9月に受けた右肘手術の影響で打者に専念しているが、チーム97試合中94試合に出場し、370打数117安打の打率3割1分6厘、29本塁打、69打点、23盗塁と、いずれもリーグトップ3に入る好成績だ。

 ドジャースもグラスノー、山本、ミラー、ビューラー、ベッツ、マンシー、ヘイワードら主力に離脱者が続出する中で、56勝41敗の貯金15。2試合連続サヨナラ負けだが、ナ・リーグ西地区首位を独走して、ワールドチャンピオンへ向けて進んでいる。

 前半戦終了時点での大谷の打率3割1分6厘は自己最高。29本塁打はリーグトップを独走しており、日本人初の3冠王、トリプルスリーが視野に入り、2年連続のMVPも見えてきている。昨年まで6年所属したエンゼルスではプレーオフ進出経験なし。前半戦を貯金15で折り返すのも自己最高だ。例年は後半戦にやや調子を落とす大谷だが、しびれる戦いの続く後半戦も好成績が期待できる。

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