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【欧州選手権】スペインが歴代最多4度目の優勝 FWオヤルサバルが決勝点 イングランドに競り勝つ

スポーツ報知 2024年7月15日 6時4分

◇欧州選手権決勝 スペイン2―1イングランド(14日・ベルリン)

 欧州選手権の決勝が、ドイツ・ベルリンで行われ、スペインが12年以来3大会ぶり歴代最多4度目の優勝を果たした。1―1の後半42分、FWオヤルサバルの決勝ゴールで競り勝ち、イングランドを下した。

 決勝は両者の持ち味が、発揮された内容となった。前半は一進一退の展開となったが、試合が動いたのは後半2分。13日に17歳の誕生日を迎えたFWヤマルのアシストを、22歳のFWニコ・ウィリアムスが決めて先制。さらに同21分にもヤマルが決定機を迎えたが、イングランドもGKピックフォードの好守でしのいだ。

 イングランドも反撃。キャプテンのFWケーンを後半16分に外し、準決勝のオランダ戦で決勝ゴールを奪ったFWワトキンズを投入。さらに同25分にはMFメイヌーに代え、MFパーマーを投入した。すると同28分、右サイドのMFサカが中央に送ったパスをMFベリンガムが落とし、MFパーマーが左足のミドルシュートを決めて追いついた。

 しかしスペインは折れなかった。同37分には中央でのコンビネーションから、ヤマルが決定機。左足のシュートはGKピックフォードに止められたが、攻撃の圧力を強めていった。そして同42分、左サイドDFククレジャからのラストパスを、オフサイドぎりぎりで抜け出したオヤルサバルが決めて決勝ゴール。無敵艦隊の復活を印象づける勝利で、欧州の頂点に立った。

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