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メッツ千賀滉大、3Aでのリハビリ登板で5回途中1失点…2番手で藤浪晋太郎が登板、“日本人リレー”実現

スポーツ報知 2024年7月15日 10時59分

◆マイナーリーグ(3A)シラキュース・メッツ2-3スクラントンウィルクスバリ・レールラライダーズ(14日、米ニューヨーク州シラキュース=NBTバンクスタジアム)

 右肩を痛め負傷者リスト(IL)入りしているメッツ・千賀滉大投手(31)が、14日(日本時間15日)、メッツ傘下マイナーの3Aシラキュースで今季3度目のリハビリ登板。4回2/3を2安打1失点2四球3奪三振だった。2番手で藤浪晋太郎投手が継投し、2/3回を無安打3四球1奪三振で無失点に抑えた。

 千賀は3回まで打者9人の快投。4回は四球と安打で無死一、三塁のピンチを招き、犠飛で1点を失った。5回は1死一塁からこの日3つ目の三振を奪ったところで降板した。67球を投げ、41球がストライク。直球の最速は97マイル(156・1キロ)だった。

 千賀の後を受けて5回2死一塁からマウンドに上がった藤浪は、2者連続四球で満塁としたが、続く打者を99・6マイル(約160・3キロ)の直球で見逃し三振。6回は1死から四球を出したところで降板した。

 「パーフェクトではないが、順調に球数を投げられたのは良かった。球数を投げるにあたって、どこが崩れていくかというところを把握できた。1試合1試合増えていくごとに、自分の中でリハビリの経験値があがっている。順調にいっていると思う」と手応えを明かした。

 制球は向上しているかと問われると「まだメジャーのスピードだったりアドレナリンが出た中での状態がまだ把握できていないのでまだ分からない現時点でやれることはやっているんじゃないか」。球宴後のメジャー復帰が期待されているが「僕ももちろんそうですけど、他の人との話し合いになってくる。そこ次第かなと思う」と慎重だった。

 MLB公式サイトのディコモ記者のXによると、メンドーサ監督は千賀の次のステップについて「今後決める」とだけ話したという。もう1試合リハビリ先発か、メジャー復帰か、首脳陣が話し合うだろうとしている。

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