◆第106回全国高校野球選手権大阪大会 ▽2回戦 履正社10―0豊中=5回コールド=(15日・住之江公園野球場)
昨夏の大阪王者で、今年は初の夏2連覇を狙う履正社(大阪)が、快勝での初戦突破を果たした。
初回、2死二、三塁から相手投手の暴投で、2点を先取した。2回には、無死満塁から9番・藤原僚人投手(3年)が一塁強襲の2点二塁打を放つと、続く1番・近沢賢虎右翼手(3年)も左前に適時打。その後もさらに得点を挙げ、この回一挙4得点とした。
6―0で迎えた3回、2得点後の1死一塁から再び1番・近沢が、今度は左翼に2点本塁打。この回またも4点を積み上げ、10―0とさらにリードを広げた。
投げては5回を3投手でつなぎ、無失点リレー。優勝候補が、投打で圧倒的な力を見せつけ、3回戦へと駒を進めた。