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【高校野球】宮城大会 東北が仙台育英とのライバル対決に0―2で敗れ3回戦敗退

スポーツ報知 2024年7月15日 16時23分

◆第106回全国高校野球選手権宮城大会3回戦  仙台育英2―0東北(15日・石巻市民球場)  

 大会屈指の好カードが3回戦で実現し、23年春のセンバツに出場した東北は3連覇を狙う仙台育英に0―2で敗れ、姿を消した。

 3回1死満塁から押し出し死球で先制点を献上すると、その後中犠飛で追加点を入れられて2点のリードを許した。7回からはセンバツでもベンチ入りしていたエース・進藤愛輝(3年)が登板。7、8回を3者凡退に仕留めて流れをつくり、最終回の攻撃では2死満塁まで迫ったが、最後まであと一本が出なかった。畠山重汰主将(3年)は「最後になって、お世話になった人たちに恩返しがしたかった。育英、強かったです。皆頑張ってくれました」と泣き崩れた。

 22年8月から元巨人の佐藤洋監督が就任し、「自立・自律」をテーマに自由度を高め、エンジョイベースボールを掲げてきた。今年は「自由の先に秩序やルールが入ってきた」とさらに進化を求め、「選手たちもしっかり応えてくれた。6月に入ってからチームがだんだんと良くなって、これで負けたら、というところまでこれた。野球を楽しもう、というスタイルが最後まで出ていた」と指揮官も評価するチームに成長。「正々堂々とやってくれて、誇らしかったです」と選手たちをねぎらった。

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