J1札幌が韓国人DFパク・ミンギュ(28)を完全移籍で獲得することが、15日までに決まった。16日にクラブから正式発表される。
パクはKリーグ1部の水原に所属していたが、15日まで同国で兵役を務めていたため、23年からの2シーズンは軍隊のチームにあたる金泉尚武でプレーしていた。
パクは同国で年代別の代表歴がある177センチの左利きDF。対人の強さと豊富な運動力を持ち味とする。札幌は3バックの左か、左ウィングバックでの起用を構想に入れている。
J1最下位に沈む札幌は、目標とする8年連続の残留へ、今夏は積極補強に乗り出している。6月にDF大崎玲央(32)が加わり、7月に入りガーナ人MFフランシス・カン(26)とスペイン人FWジョルディ・サンチェス(29)が加入。16日にはパクとともに、J3琉球からFW白井陽斗(24)の完全移籍での獲得も発表される。5人の新戦力とともに、巻き返しを図っていくことになる。