◆JERAセ・リーグ 巨人0―2阪神(15日・東京ドーム)
阪神が完封勝利で巨人に0・5差に迫った。先発のビーズリーが6回無失点の好投で4勝目を挙げた。巨人戦は今季2戦2勝。7回は石井がつなぎ、2死一塁で桐敷に継投。桐敷が8回も抑え、9回はゲラが10セーブ目を挙げた。打線は4回に先頭の近本が5試合、20打席ぶりの安打でチャンスメイク。2死一、三塁として、大山が2点二塁打を放った。
以下は岡田彰布監督の試合後の一問一答。
(テレビ中継のインタビューで)
―ビーズリーの投球は
「いやいや、前回も甲子園ですけど、ちょうど赤星と投げあいでね、いいピッチングしたんで。期待通りのピッチングしてくれたと思いますね」
―リリーフ陣も無失点。桐敷がイニングをまたいだ
「もう、きょうは(主力リリーフを)1人休ますつもりでね。桐敷もこれで、明日はちょっと休まそうかなと思って。きょうね、イニングまたぎになったんですけどね、他のピッチャーもいてるんでね」
―大山が決勝打
「赤星、すごくボールもキレてたしね。なかなかチャンスはそんなにないと思ったけど、本当にワンチャンスでね、あそこでね。まあ次の2点目が大きかったですね」
―あすは才木と山崎伊の投げ合い
「明日は才木にもうちょっと長いイニングをね、投げてほしいと思いますね」
(囲み取材で)
―ビーズリーは良かった。
「うん。また巨人にいけるやんか」
―岩崎を休ませたかった
「もう、今日はなあ。明日は才木と岩崎の2人でいけんかなあと思ってるけど」
―プラン通りか
「そうそう、うん。あそこで石井が3人で(抑えたら)なあ。(7回1死から代打・長野に)フォアボールなあ、打たせたらええのに。3人でいっとったら、ちょうど1回で済んだんやけどな」
―桐敷はいい働きを
「うん、まあずっといいし、今日は特に良かったな。だからまあ、最初から打順入れ替えたら、当然イニングまたぎになるけど。まあ明日はもう、1人あげなあかん(ベンチ入りから外す)からな、ピッチャーな。明日は他の左ピッチャーに任せようと思って」
―ビーズリーは余力もあったのでは
「いや、もう十分、十分。だいたい100球メドで、6回な。ちょっと序盤球数多なったからな、2回とかでな」
―後ろがしっかりしてるからこそ
「ああもう、代える代える、全然。あと明日とあさっての2試合やからな」
―ゲラも復調
「そうやなあ、あんまり暴れんようになってきたよな。ちょっと引っかかってな、スライダーっていうかな。カットボールにしても引っかかってたやつが、引っかかりがなくなってきたよな。けっこう投げていった方がええかもわからんな、間隔空けるよりはな」
―巨人とは2カ月ぶりの対戦
「俺も今日、久しぶりやなと阿部にも言うた、久しぶりやなって。なかなか、なんか、あんまり対戦なかったもんな」
―初対戦のヘルナンデスも抑えた
「いやいや、まあ、いろんな情報入ってたし、それがな」
―近本が久しぶりの安打
「そやなあ。なかなかなあ。はっきり言って1、2番が出てないんやで、全然。あそこがもうちょっと機能したらな、もうちょっとチャンスつくれると思うんやけどな」
―近本は4回の野口の三ゴロの送球間に三塁に進塁
「まあそれは、うん。(次の佐藤輝は)向こうもフォアボールやったからな、その前にいい感じで打ってたからな、佐藤もな」
―ロースコアだが、普通の勝ち方ができた
「まあこれが普通やろな。今の打線の調子からいったらな。2点も取ったやん、すごいやん。ここ最近の、昨日の延長のあんなんは別としてな」
―それほど赤星の球も走っていた
「おう、良かった。初回から球走ってるなと思った。その前の映像も見てたんやけどな、2軍戦もちょうど(映像を)見とったんよ、甲子園の時に。あの時も良かったからなあ」
―継投も決まり、会心の勝ちか
「まあイメージ通り。そら、フォアボールがなかったら(理想だけど)なあ、長野の。まあそれは出す時もあるし、ここで2点じゃ、警戒して投げんとあかんし」
―開幕前から警戒している巨人。ここで叩いておきたいか
「いや、久しぶりやからや。全然そんなん」
―OB戦の日に勝てた
「ふふふ」