Infoseek 楽天

Kep1er、最後の9人体制での活動にメンバー号泣「今も最後という実感がなく」

スポーツ報知 2024年7月15日 20時0分

 日中韓の女性9人組グループ「Kep1er(ケプラー)」が15日、Kアリーナ横浜で9人体制最後のライブを行った。今後は7人で活動を継続する。

 現体制最後の瞬間が訪れると、会場全体が涙した。今公演で脱退する日本人メンバーのマシロは「本当にたくさんの方が来てくれて、デビュー前の私からしたら考えられないです。幸せです。1曲1曲が最後だと心を込めて歌ってダンスしました。悲しいのではなくて、幸せな1日でした」と号泣した。

 同じくグループを脱退するイェソも涙を流しながら、「この日までがすごく早く過ぎました。つらい日もあったけど、ステージに立つと楽しい思い出ばかりがよみがえります。1日1日が大切で全て楽しかったです。今も最後という実感がなくて…。幸せで悲しいです。応援してくれてありがとう。こんなに愛されていると思わせてくれてありがとう」と感謝した。

 7人体制でグループに残るリーダー・ユジンは「来ることがないと思っていた時間が来てしまいました。公演の途中でも胸が熱くなりました。9人はいつも一緒です。どこにいても応援と愛を送ってください。未熟なリーダーだったかもだけど、ついてきてくれてありがとう。これからも頑張らないと」とメンバーたちを抱き合った。

 Kep1erは、韓国のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」から誕生したガールズグループで、グループ名には「夢をつかんだ」ことを意味する“Kep”と、9人の少女が1つになって「最高のガールズグループ」になるという意味の“1”を組み合わせている。もともとデビューから2年6か月の期間限定での活動が予定されていた。

 ただ、2022年1月にミニアルバム「FIRST IMPACT」で韓国デビューすると、タイトル曲「WA DA DA」が世界的ヒットとなり、ミュージックビデオが公開からわずか3か月で1億回再生を突破。日本でもストリーミング総再生回数が1億回を突破し、日本レコード協会からもプラチナ認定されるなど、世界的なアーティストに成長していた。

 2年半での解散もうわさされていたが、今年5月に所属事務所がグループの存続と7人との契約延長を発表していた。

この記事の関連ニュース