◆巨人・阪神OB戦 巨人―阪神(15日・東京ドーム)
前巨人監督で現巨人オーナー付き特別顧問の原辰徳さん(65)がOB戦に「4番・三塁」で先発出場した。
初回の第一打席は三ゴロに倒れたが、見せ場は3回の守備だった。1死二塁から打席に迎えたのは糸井嘉男氏(42)。引退してからまだ2年の左打者が打った強い当たりの三遊間へのゴロに対し、左手をグッと伸ばして捕球。三塁ゴロに仕留めると、場内から大きなどよめきと拍手が送られた。
このときマウンドに上がっていたのは高橋尚成さん(49)。すぐに原さんのもとに駆け寄って、頭を下げた。さらにイニングを無失点で投げ終えると、ベンチに戻ってくる原さんを待って、グラブタッチで感謝した。