◆イースタン・リーグ 巨人4―3西武(15日・ジャイアンツ球場)
巨人の山瀬慎之助捕手が、決勝の4号ソロをたたき込んだ。イースタン・西武戦に6回の守備から途中出場。3―3の同点で迎えた6回1死の初打席で、相手先発・高橋に対すると、カウント2―1から真ん中高めの直球を逃さず左越えへ運んだ。
5日の西武戦(カーミニーク)以来、5戦ぶりのアーチで勝利に貢献。試合後はお立ち台に上がり、「これから1軍の戦力になれるように頑張っていきます」と力を込めた。
山瀬のヒーローインタビューは以下の通り。
―ホームランの打席の意識は。
「まっすぐ200パーセントぐらいで、前で打ちにいこうと思っていきました。初球打ちにいったんですけど見逃しちゃったんで、もうエンドランぐらい(の気持ち)でいってやろうと思っていきました」
―直球狙いで見事に捉えた。感触は。
「最近真っすぐを捉えきれてなかったんで、今日は捉えきれて良かったと思います」
―ベンチに戻るとサイレントトリートメントもあったが、あれはどういう意味だったのか。
「よくわかんないですけど、みんな僕のこと好きなんだろうなと思いました」
―その後は1点を守る大事な守備になったが、リードを含めてどうだったか。
「そうですね。中継ぎの人、先発もそうですけど、ピッチャーの方がよく頑張ってくれてますし、特に最後投げた(伊藤)優輔さんはずっと後ろの場面で抑えてくれてるので、ピッチャーのおかげで今日勝てたかなと思います」
―9回のピンチはしびれる場面だったが。
「もう僕もドキドキしながらですけど、ピッチャー信じてサイン出してました」
―ファンへ一言
「今年は1軍で何もできてないんで、これから1軍の戦力になれるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします」